Namiがイメージコンサルタントになるまで~NY留学編・前~

(導入:一個パターンを決めて流用してから)

第1回は「日本での仕事編」。まだ読まれていない方はこちらをお先にお読みください。第2回は「NY留学編」です。イメージコンサルティングとの出会い、学び、成長をお届けします。

 

ニューヨークで「名刺の無い」自分になる

英語がほとんど話せないまま、無謀にもニューヨークに来た私。ホームステイしながら現地の語学学校に通いました。ずっと仕事をしていた毎日とは全く違う生活で、仕事モードが抜けない私は突然の学生生活に戸惑っていました。

それまで、新しく人に出会うと「お仕事は何をされているのですか?」「●●(会社名)で編集しています。どんなことをされていらっしゃるのですか?」という会話が当たり前だったのに、それが全くないのです。名刺のない、身包み剥がされたありのままの自己紹介をしなければなくなりました。

生まれたところ、趣味、なぜニューヨークに来たか…思いつく限りのことを並べ立てます。過去に会社で何をしてきたかより、何が好きで、どんな個性があって。これから何をしていくかの方が、より話題としても盛り上がりました。幸い、私は外交的な性格もあって周囲と馴染んで行きました。

 

自己紹介が苦手な日本人エリート男性たち

私のように戸惑っていたのは、会社から海外研修で派遣されてきたエリート系の日本人男性たちでした。彼らは名刺での自己紹介に慣れているものの、ありのままの自分としての自己紹介は苦手。日本語だと流暢に会社での地位や武勇伝を聞かせてくれますが、英語でのコミュニケーションはめっきりでした。

アメリカでは発言しないとその場にいる意味がありません。すぐに日本に帰るからと英語で話すことを諦め、クラスで黙り込んでいる彼らを見て、これが彼らの本当の姿なんじゃないかと思うようになりました。

仕事での実績が輝かしくて自分に価値を感じていた人も、名刺が無くなった途端に、ただの肩書きとは思えず「自分は価値がない」と感じてしまうかもしれません。(←この後の質問の答えがわかったら、ここの文章、もう少し整理するかも)

私がNYで学んだことの1つは、人は肩書き以前にオンリーワンの個人。その方がずっと尊いと思えるようになったのは、この名刺パワーが使えなくなった最弱状態を経験したことからでした。(←ここの文章がよくわかりません。尊いと思ったのはNamiさん?だとしてもなぜ尊いと思った?どのように尊い?)

ちなみに、挨拶の際、日本で大事に大事に扱われている名刺は、アメリカでは「僕のビジネスカード?はい、これね!(ポイッ)」と投げて渡されています。初めて見た時は衝撃でした。小さなカードを睨むよりも、目の前にいるその人と話した方がよっぽど関係が作れますものね。

 

ファッション好きの友達と一緒にFITへ

ニューヨークに来てからも、次は何をしようかと考えを巡らせていました。当てもなくネットサーフィンをしていたところ、たまたまイメージコンサルタントという職業を知ります。

編集の仕事を通して、誌面の見せ方で人の心を動かすことは慣れていたものの、その見せ方の力を使って人を幸せにできるなんて最高すぎる!と思いました。さらに、自分がずっとアップデートし続けられるようなことを探していたので、ぴったりだと感じました。

当時、運が良いことに、私のまわりにはファッションを学びたいという人が多く、彼らがファッション工科大学(以下:FIT)に申し込むというのでコースを見ていたところイメージコンサルタントのコースを発見。新学期が始まることもあり、すぐに申し込みをしました。

 

「自分はそのままで完璧で、美しい」という考え方

FITのクラスで日本人は私だけ。言葉もままならない中、ファッション用語や知らない単語を一つ一つ調べながら、必死に授業に食らいつきました。

まず、驚いたのがイメージコンサルティングの姿勢でした。

「生まれてもった自分、そのままが完璧で美しい。だからそれを引き立たせる」

という考え方。とにかく、今持っているものは無条件に全肯定! そこからのスタートなのです。

盛り盛りに盛りまくって足の先から頭のてっぺんまで武装し、欠点だらけのマイナスの自分に足してゼロにする考え方だった私には、とてもあたたかくて、やさしい言葉に聞こえました。

国も人種も言葉も、髪の色も肌の色も、目の色も背の高さもぜーんぶ違う人たちが集まったニューヨークでは、日本の雑誌に出ているような「美しさの正解例」のようなものがなく、個々が持つ、個々の信じる美しさを引き出すことにフォーカスされていたのです。

実際、みんなあまりに見た目が違うので、それぞれの個性が際立って見えやすい環境でした。

実を言うと、ずっと白人女性に憧れがあり、金髪で白い肌、ブルーやグリーンの瞳になりたいと若い頃は思っていました。でも、自分の体は変えられるものではないし、手持ちのもので勝負するしかないのです。クラスで眩しく光る白人の友人を横目に、勉強をしながら自分の魅力の発掘に乗り出します。

 

 次回は「ニューヨーク留学編・後」をお送りします。